中四国の旅行とパズルを詰め込んでおきます


by cadoya21
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尾道の寺4

尾道駅で電車を下りたら、線路沿いに左(尾道大橋や商店街方面)へ歩き
5つ目の踏切を渡り正面の石段を上った正面に普通の民家がありますが、
そのすぐ左に立派な本堂があるのが「信行寺」です

本堂の目の前に猫の額ほどの境内があり、
ここから眺めた尾道水道が、信行寺こと私の心の故郷の風景です。
生まれて間もない頃は、隣に生家の茶園(さえん)という離れがあり、
よく境内で遊んでいたと聞いてます。
尾道の古寺めぐりのコースからも外れ、訪れる観光客も滅多になく
寂れたお寺のように思えますが、特筆すべきは前述もした本堂です。

日本中の寺社仏閣に共通に言える事なのですが、仏教界の歴史において
江戸時代は幕府の庇護の下、寺が食うに困ることはまず無かったのに、
明治時代~戦時中は、収入が無くなり貧乏を極めることとなり、
寺に伝わる仏像や絵画を海外へ売って生活費を稼ぐ必要に迫られるか、
それとも有力檀家に食わしてもらうようになりました。

なのに、この信行寺の本堂は明治時代後半に建てられたにも関らず、
寺の規模にそぐわない程、大きくて立派です。
中に入ると更に立派な造りが判るのですが、
こちらの住職は他にメインの寺をお持ちの兼任の方で
お寺には滅多に居られず、普段管理されておられる方に運良く
出会えないといけないのが、困る事ですね。

何故立派なのかというと、元々明治時代初期まで本堂は、
ちょうど線路上にあったといわれ、山陽線延伸工事の際に
現在の場所に明治政府が費用を出して再建したそうです。

一本道の石段は辛いですが、振り向いて海を眺めながら
一度足を運ばれてみては如何でしょうか。
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by cadoya21 | 2009-02-04 23:55 | 尾道ガイド